YOU CAN'T PINKWASH GENOCIDE[忘れた頃に届く 2024年4月③]
明日、4月19日から21日に代々木公園で開催されるTOKYO RAINBOW PRIDE。それに合わせて、ピンクウォッシュに反対するTシャツを作りました!
実物は写真よりさらにずっといい感じです
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YOU CAN’T PINKWASH GENOCIDE T-SHIRT
価格:3300円(税込。うち1000円をパレスチナ・ガザ地区の人々に寄付いたします)
カラー:ブラック、オートミール
サイズ:S/M/L/XL
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イラストは漫画家のとれたてクラブさん、デザインはloneliness booksの潟見陽さん。小沼は企画とか発起人のような立ち位置です。
先日お送りしたニュースレター「見る、話す、すれ違う、祈る——TRPのピンクウォッシュに抗して」に、こんなことを書きました。
口を閉ざすほど、虐殺は、占領は、入植は、ピンクに覆い隠されていく。それなら、何が隠されているかを話し続けよう。(...)クィアであることを悪用されないために。
Tシャツを作ろうと思った時もこのことが頭にあって、「話し続ける」をキーメッセージにしたいと考えていました。とれたてクラブさんによるクィアなカップルのセリフで「話し続ける」を表現しつつ、見た人が目を留めてしまうような、会話のきっかけにもなるようなデザインになったと思います!
とれたてさんもインスタで告知してくれています。投稿されている画像の後半、ピンクウォッシュやホモナショナリズムについて学べるポッドキャストや記事のリンクがあるのでぜひ見てみてください。
Tシャツは3300円(税込)。1着につき1000円をパレスチナに寄付します。具体的な寄付先はその都度より効果的なものを検討しますが、初回はpalestinejpnで寄付が呼びかけられているものの中から、「緊急の医療」が必要なものに振り分けることを検討しています。
しかし今数えたら「緊急の医療」アイコンがついているものだけで30近くある……泣けてくる。皆さんもしも余裕があればどうか寄付を。個人に送金ってはじめてだと心配に思うこともあるかもしれないけど、ここに掲載されているのは本人確認が取れているものです。Gofundmeを使った寄付は慈善団体などへの寄付とは異なり早急な支援を必要とする家族に直接届けられることが利点です。自分も今回のTシャツとは別にぽちぽち寄付しています(本当に微々たる額ではあるのですが)。
TRPの会場内、QPP【Queer Publishers’ Product】ブース(Yellow-34。会場マップはこちら)で販売します。QPPはイスラエルによるパレスチナ自治区ガザ地区への軍事侵攻と人権侵害に抗議し、パレスチナのクィアを含むすべての人たちへの連帯を表明しているブースです。当日もパレスチナのクィアの声を紹介するパネルや、パレスチナの停戦・解放のため行動するクリエイターたちのパッチなどを配布・販売するそうです。
TRPをボイコットする人のためにTRP会場以外でも販路を用意したかったのですが、制作スケジュールなどの都合により(昨日今日で刷りました)今回は難しかったです。ごめんなさい。
21日まではQPPブースのみでの販売となります。その後、在庫があればloneliness booksのオンラインストアなどで販売を予定しています。
ぜひこのTシャツを着て会場をうろうろしたり、パレードを歩いたり、同日程で開催の色んなクィアイベントに参加してほしいです! よろしくお願いします。
ニュースレターのテキストもリソグラフで刷りました。当日配ります&Tシャツ購入者にお渡しします!
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