5月はトークイベントが2つあります
☀️アキラ・ザ・ハスラー×小沼理「ぼくたち、今日は明るい話をしよう。」『売男日記』(loneliness books)復刊記念[5月25日(日)19時〜]
アーティストのアキラ・ザ・ハスラーさんと下北沢B&Bでトークイベントがあります!
25年前に初版が出版されたアキラさんの『売男日記』。新たに復刊した新版の序文は、「二十世紀の終わり頃。ぼくはセックスワーカーとクィアの生活を明るい陽の光の中で描きたかった」とはじまります。暗く、悲しく描かれるばかりだった当時のクィアやセックスワーカーを、当時のアキラさんは明るい光で照らそうとしていた。
実はいま自分が新しく作っている本も、「クィアの明るい話をすること」をテーマにしています。と言いつつ第二次トランプ政権のこととかパレスチナ連帯の燃えつき(未満)の経験とか、そこそこヘビーな話も書いているんだけど…でも、明るい話って内容だけじゃなくて、語り方の問題でもあると思います。悲しみにユーモアを混ぜてみるとか、方法はいろいろある。
アキラさんとこのテーマで話すのは、すごく自然な流れだった気がしています。
今のアキラさんが思う明るさは『売男日記』を書いた当時とは変わっているはず。私の考える明るさともまた違うでしょう。多重的な明るい話ができたらいいな。
イベントはプライドマンスである6月末までアーカイブ視聴ができます。チケットはこちらから!
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※『売男日記』の刊行記念ブックトークは、過去のトークの模様をテキストでアーカイブ化しています。
こちらの構成も小沼が担当しています。お時間あるときに読んでみてください。どの回も登壇者の方とアキラさんの関係性が垣間見えるお話になっています。小沼とのトークも過去4回とはまた違ったものになるはずですので、ぜひ!
🦫『クィアのカナダ旅行記』(柏書房)刊行記念ブックトーク 水上文 × 小沼理[5月29日(木)20時〜]
『クィアのカナダ旅行記』の刊行を記念して著者の水上文さんとplatform3でお話しします!
日本の同性カップルが難民認定された国、カナダ。そのカナダへの二度の滞在、そしてバックラッシュが強まる日本の政治的状況を踏まえて書かれたエッセイ集が『クィアのカナダ旅行記』です。
同書には、「わたしたちはここにいる、わたしたちはクィアだ、それに慣れることね(We’re here, We’re queer, Get used to it.)」という標語への考察も含まれます。この言葉は、私も『共感と距離感の練習』の中で引用しました。
クィアが「ここにいる」ってどういうことだろう。そんな問いを抱えながら、クィアの可視性、クィア・コミュニティやスペースのあり方について、お話しできたらと思っています。
ちなみに水上さんとはともに1992年生まれで同世代。『クィアのカナダ旅行記』は『共感と距離感の練習』と同様に柏書房から出版で、担当編集も同じく天野潤平さんです。共通点も多いし、今からどんなトークになるか楽しみです!
こちらもプライドマンスである6月末までアーカイブ視聴ができます〜! チケットはこちらから。
🦩気になることリスト、更新しています
ニュースレター、今年に入ってからますますサボりがちですみません……。本当はもっとカジュアルに更新できたらいいんだけど……。
代わりにというわけではないのですが、最近notionを使って自分の興味があるものや気になったニュースをシェアするページを作りました。
人からのリアクションが一切ないリストを淡々と更新するのが今の自分には合ってるっぽく、どのSNSよりも頻繁に更新しています。仕事やイベントの情報もまめに更新しているので、ブックマークして暇なときに見てみてください。
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