近所の公園で花火ができるようになること、あるいは都知事選について[忘れた頃に届く/2024年7月]
忙しい人は中盤の★印から読めばOKです
小沼理
2024.07.06
読者限定
原稿に手こずっていると書いていない間もそのことで頭がいっぱいになるから、今回の都知事選はちゃんと調べられずにいた。仕事が忙しいと政治について考える余裕はなくなる、そのことを痛感しながら漫然とSNSをスクロールしていたとき、「7月から杉並区の公園で花火ができるようになる」というニュースを見つけた。
これまで区の公園では事前に申請した団体しか花火ができなかったが、家族など少人数であれば、夏の夜の決められた時間に申請なしでできるようになった。調べてみると、小学生の子どもから「やりたいときに公園で花火ができない」といった声があり、区で検討を重ねたのだという。あわせて、公園でのボールの使用も緩和された(*1)。